名西産業の技術力

製造業における技能とは、人が経験を通して獲得したものづくりの能力。
これまで積み上げてきた知識や技能に満足することなく
新たな技術への探究を続けています。

職人の技術や知識によって仕上がりの良否が 決まる溶接加工。機械加工も然り。
最適な切削条件は?
精度の高い製品に導くためには、職人の勘や 判断といった暗黙知が必要不可欠です。
創業から52年が経過し、名西産業の高い技術は、 熟練の職人達による暗黙知と最新のマシンにより 実現しています。

匠の技術

名西産業は少数精鋭。少数精鋭で高い成果を上がるためには、時間のロスをなくし、いかにコストパフォー マンスを最大化できるかを考える必要があります。創業以来、設備投資を継続的に行うことで、製缶板金加 工、金属加工のための機械設備を充実させてきました。設計から部品加工、組立に進む過程で、素材や形状 などのさまざまな問題が起きれば、時に設計を見直す必要があります。一貫性は、各セクションの連携や連 動が必要不可欠ですが、この問題を乗り越えることで、より柔軟で小回りの効いた対応力が磨かれました。 2015年には、高生産性を実現する立体マシニングセンタ(FJV5FACE-60/160II)を導入し、部品精度も向 上しました。
一方、人の手による技術も進化を遂げています。中でも溶接加工は、職人の技術や知識によって仕上がりの 良否が決まります。名西産業の溶接技術は、センスが光る美しい仕上がりを実現しており、経験を積み重ね た職人にしかできない匠の技だと自負しております。
このように我が社は、最新のマシニングセンタを始めとするテクノロジーを取り入れながらも、同時に機械 では出来ない人の手による技術も進化させてきました。コストパフォーマンスを最大化することは至上命題 ですが、そのために全てが人の手から離れていいわけがありません。経験なくして創造性は生まれないから です。この両者をバランス良く保ち、お客様が抱える課題やアイデア実現のための源泉とすることが今後も 重要だと考えております。